kenichitのブログ

エンジニアがマネージャーになって遭遇したあれこれを書き溜める

コンテキストを意識する

特にエンジニア出身だから、ということではなく、チームメンバーとのコミュニケーションではコンテキストを意識することは重要である。比較的長い間一緒に仕事をしてきたメンバーでも、タスクを依頼しゴールの期待値をすり合わせる際には、可能な限りローコンテキストなコミュニケーションを心がけるべきだ。

しかし実際のところは、仕事ができる部下はハイコンテキスト〜すなわち曖昧な指示〜でもマネージャーの意図を汲み取り、あるいはゴールの期待値をしっかりすり合わせて評価を勝ち取っていく。マネージャーの立場からはそういった部下は非常に頼りがいがあるが、その関係性は暗黙知を産みチームのあるべき姿とは離れてしまう。

メンバーへのコミュニケーションを直接的で分かりやすく、単純でシンプルにすることで、チームを常に開いた状態にし、期待されるゴールへと向かいやすくすることがマネージャーとしての役割である。